ビル・アンドリュース博士からの最新メッセージ
老化の"状態改善"への期待
私たちは、受胎した時点から「成長」が始まり、「老化」は子宮内で細胞が最初に分化し、テロメラーゼの発現が抑制された瞬間に始まります。「成長」と「老化」は同時に起きており、24歳頃で成長プロセスが終わることで、老化の兆候が見え始めるのです。
細胞の老化は、テロメア短縮が原因です。理論上であればテロメアの長さは、ヘイフリック限界といわれる回数の分裂を繰り返すことが可能ですが、喫煙や運動不足、ストレスを溜めるなど生活習慣によって、テロメア短縮を加速させることがあります。
実際、このような生活習慣を改善するだけでも老化の進行を遅らせることは可能です。生活習慣の改善に加え、さらに「TAM」によりテロメラーゼを誘導活性化すれば、テロメア短縮はさらに遅らせることができ、老化への加速を食い止めることができるのです。